『ドイツ語で世界を読み解く』

ドイツ連邦政府

初級のドイツ語を一通り学び終えたあとに「もっと本格的なドイツ語力」を習得したい、という人におすすめなのが『ドイツ語で世界を読み解く』です。

本書によると、「本格的なドイツ語」とは「実用的に使える」ということです。

単に「ドイツ語会話ができる」というだけではなく、「ドイツ語で中身のある発言ができる」レベルを目指します。

本書のタイトルを「ドイツ語で世界を読み解く」と名付けた理由は3つあるそうです。

①「今日」という瞬間にドイツ語圏で使われている生々しいドイツ語に接する
②ヨーロッパ諸国の中でも経済的成功をおさめたドイツ語圏国家(ドイツ、オーストリア、スイス)の発信は重要度を増していく
③日本人(留学生など)が自分の意見をドイツ語で発信できるかどうかが問われている

本書ではドイツ語圏の代表的な新聞・雑誌(Frankfurter Allgemeine, Die Welt, Der Spiegel, Neue Zürcher Zeitung等)のテクストを読み込んでいきます。

文法、和訳、語彙の解説がしっかりしていますので、理解が深まります。

一通り読むことができたあとは、ストレスをあまり感じることなくネットニュースをドイツ語で読んでいけそうです。

現代ドイツ語の語彙を増やすこともできますので、「実用的に使えるドイツ語」習得の足がかりになる一冊です。

Viel Spaß - und bis bald!
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